色を伝える
色を言葉で表現し伝えるのはとても難しいことです。人間の目で認識できる色数はおよそ1670万色と言われています。
また、色の見え方はその色を見た人の感覚や状況にも左右されるので、非常に抽象的な存在です。
とはいえ、色を扱う仕事に従事する私たちとしては、抽象的な表現でお客様に色の種類を伝えたり、判断するわけにはいきません。
そこで、色を表現する方法として、マンセル表色という「基準」を使用します。
マンセル表色とは?
マンセル表色とはアメリカの美術教師A.Hマンセルが考案したもので、色相(Hue)・明度(Value)・彩度(Chroma)の3属性を数値化し組み合わせて表現したものです。
ほぼ等間隔に感じるように数値化されていますので、客観的に色を伝える事が出来ます。

色の識別に使用する言葉
色相(Hue)
色みを表します。基本の赤、黄、緑、青、紫の5色にそれぞれの中間色を加えた10種類で表現します。
明度(Value)
色の明るさを表します。最高値を10として表現します。
彩度(Chroma)
色の鮮やかさを表します。数値が大きい程鮮やかになります。
トーン(Tone)
色の濃淡、強弱など。明度と彩度を複合化した考え方です。
色彩の心理効果
色彩を上手く扱うことは、私たちの日常生活に良い影響をもたらします。人は色をただ見るだけでなく、そこから様々な感覚や感情を読み取り、時として色を使用して感覚や感情を表現します。

色が作り出す感覚をうまく取り入れると、生活の活性化につながり、状況に応じた空間作りができます。

